画像:メーカー提供(FAIRINO)
FAIRINO とは — どこの会社か
FAIRINO(法奥(苏州)机器人技术股份有限公司)は、2019年設立の協働ロボット専業メーカーです。
社員は300〜400名、年間生産能力は5万台(新工場75,000㎡・2024年)。シリーズCで約1億ドル(2026年)を調達しています。2025年の出荷台数は1.1万台超(出典:GGII 2025)。モーター・サーボ・減速機・制御・力覚センサーなど主要部品を内製し、UR(ユニバーサルロボット)の代替として世界で導入が広がっています。KAITAKUSHI は、この FAIRINO を日本で正規に取り扱います。
※数値は各社・調査会社の公表情報および GGII(2025)に基づきます。
何が違うのか
FAIRINO の違いは、操作のソフトウェアにあります——専用端末なしで、ブラウザだけで動かせます。
ブラウザだけで動く(WebApp 方式)。専用端末を持ち歩かず、PC・タブレット・スマホのブラウザから操作・設定ができます。現場の誰が触っても同じUIで、立ち上げと運用が軽くなります。
安全機能10項目すべてが PL d・Cat.3。力・速度制限、衝突検知、バーチャルフェンス等が高い機能安全レベルで揃います(柵なしの協働運転は、適切なリスクアセスメントが前提です)。
食品・半導体の現場規格にも対応。NSF(NSF169)取得で食品グレード、SEMI S2 取得でクリーンルーム向けの安全基準にも応えます。
本格的な品質を、抑えた価格帯で導入できるのも特徴です。価格・運用・サポートを各社の公表値で見比べるなら 協働ロボット 各社横断比較 をご覧ください。メーカーに偏らない中立の比較が、KAITAKUSHI の立ち位置です。
うちの工程で使えるか(用途×機種)
搬送・組立・検査は FR3〜FR10、パレタイズや重量搬送は FR16〜FR30 が目安です。
可搬・リーチ・設置スペースと、扱うワークの重さ・動線から、合う機種を一緒に絞ります。各機種の確定値は機種ページに掲載しています。
| 機種 | 定格可搬 | 主な用途 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| FAIRINO FR3 | 3kg | 組立・検査・卓上搬送 | FR3 のスペック → |
| FAIRINO FR5 | 5kg | 搬送・組立・検査(低温仕様 FR5-WML あり) | FR5 のスペック → |
| FAIRINO FR10 | 10kg | 搬送・マシンテンディング | FR10 のスペック → |
| FAIRINO FR16 | 16kg | 搬送・パレタイズ | FR16 のスペック → |
| FAIRINO FR20 | 20kg | パレタイズ・重量搬送 | FR20 のスペック → |
| FAIRINO FR30 | 30kg(最大35kg) | パレタイズ・重量搬送 | FR30 のスペック → |
※ リーチ・精度・質量・設置面積はシリーズ範囲です。機種別の確定値は各機種ページに掲載します(FAIRINO 公式カタログ準拠・未確認は「—」)。低温向けは FR5 の派生 FR5-WML(-20〜45℃)。
シリーズ共通スペック
| 定格可搬重量 | 3〜30kg(FR30は最大35kg) |
|---|---|
| リーチ | 622〜1900mm(シリーズ範囲) |
| 繰返し位置精度 | ±0.02〜0.1mm(シリーズ範囲) |
| 本体質量 | 約15〜85kg(シリーズ範囲) |
| 設置面積 | φ128〜240mm(シリーズ範囲) |
| IP等級 | IP54(オプション IP65) |
| 温湿度範囲 | 0〜45℃(FR5-WML は -20〜45℃)/90%RH(結露なきこと) |
| 操作 | WebApp(PC・タブレット・スマホのブラウザ)+ダイレクトティーチ+10.1型ティーチングペンダント |
| 安全規格 | ISO 10218-1/-2・ISO 15066 適合/機能安全 ISO 13849-1 PL d・Cat.3(安全機能10項目すべて PL d/Cat.3) |
| 認証 | CE・中国CR・韓国KCs・米国NRTL・RoHS2.0・SEMI S2・NSF(NSF169) |
| SDK・連携 | SDK(C#/C++/Python/Java)・ROS/ROS2・Profinet/CC-Link/Modbus/EtherCAT |
用途で選ぶ — 実演デモ
FAIRINO が公開している実演動画を用途別にまとめました(いずれもメーカー提供)。各ページで、同じ工程が実際に動くようすをサイト内で確認できます。
いくらか・調達のしかた
価格は構成・台数・周辺機器で変わるため要相談ですが、総額の考え方と補助金の見取り図は先に共有できます。
総額は、本体・ハンド/ツール・架台・システム統合(SI)・安全対策の合算で決まります。投資回収は、置き換える作業時間と人件費から試算します。ものづくり補助金などの対象になりうる場合があり、要件・加点は個別に判断します。
設備投資の目安と考え方は 設備投資の目安 で解説しています。具体的な総額・納期・在庫は、ご相談時に個別にご提示します。
安全か・自分で運用できるか
安全機能10項目すべてが PL d・Cat.3。プログラミングはブラウザ上で完結するため、現場での自走運用がしやすい構成です。
力・速度制限、衝突検知、バーチャルフェンス等が高い機能安全レベルで揃います(柵なしの協働運転は、適切なリスクアセスメントが前提です)。安全の進め方は 安全とリスクアセスメント をご覧ください。
操作はブラウザUI、プログラミングはグラフィカル(Blockly)から Lua スクリプトまで。下の教材動画が、現場で自走できることの証拠です。
FAIRINO の使い方・学習
操作・プログラミング・安全・保守まで、FAIRINO 公式の解説動画をカテゴリ別にまとめています(いずれもメーカー提供)。各カテゴリのページで、動画をこのサイト内で再生できます。
低温・過酷環境で使えるか
標準仕様の動作温度は0〜45℃。低温向けには FR5-WML(-20〜45℃)があります。
保護等級は IP54(オプション IP65)。冷凍倉庫・寒冷地では、機種選定だけでなく結露・潤滑・低温脆性への対策設計が要ります。考え方は 低温・冷凍環境のロボット稼働 で解説しています。
導入の進め方(KAITAKUSHI の役割)
KAITAKUSHI は FAIRINO の正規取扱として、選定・現場統合(SI)・日本語サポート・安全のリスクアセスメントを、一つの説明責任として引き受けます。
「製品を納めて終わり」ではなく、現場で動くまで・動き続けるまでが範囲です。費用は、設備・システムが現場で稼働して成果が出たときにだけ発生します。相談は無料、営業電話はしません。
よくあるご質問
Q.FAIRINO とは何ですか?
Q.FAIRINO の可搬重量とリーチは?
Q.ブラウザだけで操作できますか?
Q.低温(冷凍)環境で使えますか?
Q.価格はいくらですか?
Q.FAIRINO と UR(ユニバーサルロボット)の違いは?
Q.食品工場で使えますか?
Q.パレタイズにはどの機種が向きますか?
Q.自分でプログラミングできますか?
Q.補助金は使えますか?
最終更新:2026年6月12日





