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繰り返し精度 (くりかえしせいど)

解説:
ロボットが同じ動作を繰り返した際、その位置がどれほどずれるかを示す指標。
単位はミリメートル(mm)で表記されます。
繰り返し精度が高いほど、同じ位置に正確に移動できるため、精密な作業や、同じ動作を何度も行う工程で重要度が高まります。
繰り返し精度が低いと、部品の取り付けや配置位置にばらつきが生じ、不良品の発生や生産品質の低下に直結する恐れがあります。

例:
・ロボットアームで部品をピックアンドプレースする作業を100回繰り返したとき、毎回同じ位置に部品を置くことができる: こうした作業で誤差がほとんど出ない場合、繰り返し精度が高いといえる。
・繰り返し精度が低いと、部品の取り付け位置がずれてしまい、不良品が発生する可能性がある: 生産工程の安定性や品質確保の観点から、繰り返し精度の良し悪しは非常に重要。

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