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アーム (あーむ)

解説:
ロボットの腕にあたる部分のこと。人間の腕のように肩、肘、手首などの関節を持ち、自由度の高い動きを実現します。
多くの産業用ロボットや協働ロボットは、1軸~7軸程度の関節構造(多関節)を備えており、複雑な作業にも対応可能です。
特に協働ロボットのアームは、軽量設計やトルクセンサーの内蔵による衝突検知・自動停止機能など、安全性を高める機構を備えていることが多いです。
用途に合わせて形状やサイズ、材質が異なり、狭いスペースでの作業や高速運転を重視するタイプなど、多彩なバリエーションがあります。

例:
・6軸多関節ロボットのアーム: 肩や肘、手首のような6つの軸を持ち、人間の腕に近い動きを再現できる。
・スカラロボットのアーム: 水平方向に主軸を持ち、部品のピックアンドプレースや組み立て作業に適した高速動作が可能。
・パラレルリンクロボットのアーム: 複数のリンクを並列に配置し、高速かつ高精度のピッキングが得意。

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