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ロボットユーザーのログインと権限管理

FAIRINO 協働ロボットの「ユーザーログインと権限管理」について解説するeラーニングページです。
各ユーザー権限に応じて操作範囲や設定内容が異なるため、安全かつ効率的な運用に役立ちます。
※日本語環境で視聴する場合は、YouTube の字幕機能を有効にしてご覧ください。

FAIRINO 協働ロボットのシステムには、主に6つのユーザーロールが存在します。
それぞれに初期ユーザーネームとパスワードが割り当てられ、権限レベルに応じて操作範囲や設定可能な項目が異なります。
ロールの詳細は以下のとおりです。

1.Monitor(username: monitor / password: 666)
・特徴:閲覧系の操作が中心。プログラムの編集や重要な設定変更は不可。
・可能操作例:ロボット3D表示、システムログの確認、ティーチングポイントの閲覧。

2.Operator(username: operator / password: 555)
・特徴:Monitorの機能に加え、プログラムポイントの編集など、基本的な生産調整が可能。
・可能操作例:点の追加・削除、座標系の設定、キャリブレーション、衝突レベルの変更。

3.Technician / Team Leader(username: technician / password: 444)
・特徴:Operatorより上位の権限。安全設定やライブラリ編集など、より専門的な操作に対応。
・可能操作例:溶接エキスパートライブラリの活用、安全設定、カスタマイズ情報の編集。
・制限事項:メンテナンスモードなど、一部の高度なシステム設定はロックされている。

4.PE / PQ Engineer(username: PE engineer / password: 333)
・特徴:Technician / Team Leaderよりも高い権限を持つが、メンテナンスモードなどは利用不可。
・可能操作例:工程最適化や品質管理に関わる多くの設定が可能。

5.ME Engineer(username: ME engineer / password: 222)
・特徴:PE / PQ Engineerと同等の機能権限。操作内容はほぼ同じ。
・制限事項:Adminレベルのシステム全体操作にはアクセスできない。

6.Admin(username: admin / password: 123)
・特徴:すべての機能・設定を管理できる最上位権限。
・可能操作例:アカウント権限のインポート/エクスポート、機能名・機能説明の編集。
・注意点:Adminアカウントのユーザーネームとパスワードは変更不可。工場出荷時デフォルトの機能やデータは削除不可。

権限設定のインポート/エクスポート
・権限設定の変更を複数ロボットに適用したい場合は、accountAuthority.tar.ggsというファイル名でエクスポート/インポートを行います。
・変更履歴を残すことで、どのユーザーがいつどの設定を変更したのか追跡できます。

本ページでは概要のみを記載しています。
詳細な操作手順や画面遷移は下記の動画または現場マニュアルを参照してください。

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