食品ロボット実証ラボ（ロボラボ）

この度、地方独立行政法人北海道立総合研究機構 工業試験場の「食品ロボット実証ラボ（ロボラボ）」を見学いたしました。
2018年当時、北海道には道内企業の技術者がロボットの操作技術を習得するためのロボットSIer育成拠点がなく、食品製造業に特化したロボットセンターとしては全国初となる本施設が開所され、①産業用ロボット3機種、人協働ロボット２機種、3Dプリンターの導入、②ロボットやセンサを用いた研修、「食ロボSIer育成研修」の開催といった支援をされています。
北海道を拠点に「FAIRINO 協働ロボット」の普及を担う弊社として、これから緊密に連携する可能性が高いため、ご担当者様と情報・意見交換をする機会を頂戴しました。
特に北海道は、食品製造業を中心に価格コンシャスで、初めてロボットに触れるようなエンドユーザーが多いため、「FAIRINO 協働ロボット」の価格優位性と動作教示容易性は、起爆剤になる可能性を秘めていることが確認できました。
現時点では、補助金を前提とした導入が大半を占めていますが、「FAIRINO 協働ロボット パッケージソリューション」を普及価格帯（500万円程度）で提供できれば、補助金に頼らずとも導入し得る水準になるかと存じます。
一方で、足元の少子高齢化や人口減少は加速度的に進んでおり、人手不足倒産が現実味を帯びる昨今、早急に「FAIRINO 協働ロボット パッケージソリューション」をリリースすべく、事業開発を前進せねばと改めて覚悟した次第でございます。