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自由度 (じゆうど)
解説:
ロボットアームが動くことのできる方向(軸)の数のこと。
たとえば、人間の腕は肩・肘・手首などに関節があり、多方向への動きが可能ですが、同様にロボットアームも複数の回転軸・直線軸を持つことで多彩な動作を実現できます。
自由度が多いほどロボットが複雑な動きに対応でき、障害物を回避したり、狭い空間での作業がしやすくなるのが特徴です。
一般的な産業用・協働ロボットでは、6自由度(6軸)を持つ多関節ロボットが標準的ですが、7自由度以上のモデルもあり、さらに柔軟な動作を可能とします。
例:
・3自由度: 上下・左右・前後の動きができる(回転軸が少なく、比較的単純な作業向け)。
・6自由度: 3つの移動方向に加え、3つの回転運動が可能で、人間の腕に近い動作が可能。
・7自由度: 6自由度にさらに1軸を加えた構造で、障害物回避や狭い場所での作業など、より複雑な動きに対応。
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