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ロボット クイックスタート

FAIRINO 協働ロボットを初めて起動し、各種接続や基本設定を行うための概要を紹介します。
電源の接続、ネットワーク設定、基本的な操作手順など、最短で運用を始める際に必要なポイントをまとめています。
※日本語環境で視聴する場合は、YouTube の字幕機能を有効にしてご覧ください。

本動画では、FAIRINO 協働ロボットを素早く立ち上げるためのステップを解説しています。以下の項目を中心にご説明します。

1.ロボットの設置と固定
・推奨されるボルト仕様を用いた取り付け、位置決め用のピンの活用など、正確かつ安全にロボットを据え付ける方法。
・衝突時の位置ずれを防ぎ、動作精度を高めるためのポイント。

2.コントロールボックスの各種ケーブル接続
・電源ケーブル、重量級ケーブル、ボタンボックスの順に接続。
・挿し込み時の向きやネジ締めの注意事項。
・非常停止ボタンの解除(時計回り)など、通電前に必要な準備。

3.電源投入とロボットの起動確認
・コントロールボックスの赤いスイッチを押して電源を入れた後のLED変化(3色ライフサイクル表示)。
・LEDが緑色になるまでの通信確立プロセス。

4.ネットワーク設定とWebアプリへのアクセス
・PC側のIPアドレスを「192.168.58.xxx」に変更し、サブネットマスクを「255.255.255.0」に設定。
・ブラウザで「192.168.58.2」にアクセスし、アカウント「admin / パスワード123」でログイン。

5.ロボットの取り付け方法設定
・固定取付:フロント/バック/サイド等のマウント位置を選択し、適用ボタンで確定。
・自由取付(free installation):傾斜角度などロボットの取り付け方を柔軟に設定可能。
・正しい取り付け設定を行わないと、ドラッグ操作や衝突検知に影響が出る点に注意。

6.エンドツール・ペイロード・座標系設定
・ペイロード設定:実際に搭載するツール重量や重心位置を入力し、最大可搬重量内に収まるよう調整。
・ツール座標系(TCP)の登録:装着するツールに合わせた座標の中心点や姿勢を正しく指定。
・ワーク座標系:ワークピースに合わせた座標設定も行うことで、正確な位置決めが可能。

7.マニュアル操作とポイント登録
・ドラッグ操作:エンド部分のドラッグボタンを押しながらロボットを動かす。
・ポイント&クリック(Webアプリ操作):シミュレーション画面でロボットを移動させ、任意の位置に教示点を登録。
・同一座標系でポイントを取得することが重要。

8.プログラム作成と実行
・PTPコマンド追加:登録したポイントを呼び出して一連の動きをプログラム化。
・自動モードへの切り替え:プログラム開始、停止、一時停止・再開などの基本ボタン操作。
・実行中に緑色でハイライトされるノードが現在処理中のステップを示す。

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