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コントロールボックス インターフェースの説明

FAIRINO 協働ロボットのコントロールボックスにある各種インターフェース(電源・非常停止関連・デジタルIO・アナログIO・通信ポート等)の用途を解説します。
必要な外部機器やスイッチとの接続ポイントを把握し、正しい配線と設定ができるように理解を深めます。
※日本語環境で視聴する場合は、YouTube の字幕機能を有効にしてご覧ください。

本動画では、FAIRINO 協働ロボットのコントロールボックスに搭載されている各種ポートの役割と接続方法を解説します。
安全装置(非常停止/保護停止)や通信ポート、アナログ・デジタルIOなど、正しく配線して活用するためのポイントを押さえましょう。

1.電源コネクタ/非常停止入力/保護停止入力
・最初の6つのポート(上段左側)
 ・工場出荷時にショート(短絡)されており、独自の電源や常時閉スイッチを繋げることで非常停止を外部制御化することが可能。
・7番目~9番目(非常停止と保護停止の出力)
 ・ロボットの非常停止/保護停止が作動した場合、外部装置に信号を出力し連動させることもできる。

2.通信ポート
・10番目/11番目:485 通信
 ・外部機器とのシリアル通信に使用可能(例:モータードライバ、センサなど)。
・12番目~15番目:コンベアエンコーダ
 ・A/B 相+位相反転などのエンコーダ信号を受信。コンベアトラッキング等の応用に活用。

3.アナログ IO
・17番目~19番目
 ・2系統のアナログ入力・出力(AI / AO)と1つのグランド端子を備え、溶接機の電流・電圧制御等に応用可能。

4.デジタル IO(上段:出力、下段:入力)
・前半:固定デジタル IO
 ・出力/入力ごとにコモン端子(COM)を共有しており、電源投入後すぐに使用できる。
・後半:コンフィギュラブル IO
 ・Webアプリ上で機能割り当て(デジタルIO・カスタム機能等)が可能。
・具体的な使用方法は「IIO 使用例」動画等で解説している。

5.正しい配線のための注意点
・工場出荷時のショート部分を外したり、外部機器を追加する際は、電源オフ状態で作業する。
・メーカー推奨のケーブル・コネクタ規格を使用し、誤配線や不安定な接続を避ける。
・Webアプリ側で各IOポートの設定を確認し、想定通りの信号入出力が行われているかチェック。

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