ボタンボックスの使用方法
FAIRINO 協働ロボットに付属するボタンボックスの機能と操作方法を紹介します。
ドラッグボタンやポイント記録ボタン、モード切替や非常停止など、基本操作を理解し、スムーズにロボットを活用できるようになるポイントを解説します。
※日本語環境で視聴する場合は、YouTube の字幕機能を有効にしてご覧ください。
本動画では、FAIRINO 協働ロボットのボタンボックスを使った操作方法を解説します。
ボタンボックスにはネットワークポートや各種ボタンが搭載されており、ドラッグ操作・ポイント記録・モード切替・非常停止などを簡単に行うことが可能です。
1.ネットワークポート
・ボタンボックスのネットワークポートは、Web アプリへの接続に使用。
・物理的にロボットコントロールボックスと接続することで、各種操作が可能になる。
2.ドラッグボタン(Drag)
・長押しするとロボットの LED が白色に変わり、手動でドラッグ(位置移動)ができるモードに切り替わる。
・ロボットを必要な位置へ動かしながらティーチング操作が可能。
3.ポイント記録ボタン(Memorize Point)
・押すとロボットの先端 LED が紫色に点滅。
・現在のロボット位置が記録され、Web アプリと併用してティーチングポイントを保存できる。
4.モード切替ボタン(Manual / Automatic)
・押すたびに LED が緑(マニュアル)/青(オート)の間で切り替わる。
・マニュアルモードではドラッグ操作が可能、オートモードではプログラム実行が可能。
5.スタート/ストップボタン(Auto Mode用)
・自動モード(青色) の時に押すと、あらかじめ書かれたプログラムを実行開始。
・動作中に再度押すとロボットを停止させることができる。
6.工場出荷時 IP 設定復元ボタン
・ボタンを 30秒 長押しすると緑色ランプが5回点滅。
・一度電源を落として再起動すると、ロボットの工場出荷時 IP 設定が復元される。
7.非常停止ボタン(Emergency Stop)
・押すとロボットの電源がカットされ、すべての動作が停止。
・緊急時に即時停止させたい場合に使用。